ESPデバイスパーツ

お読みになる前に

・ここでご紹介する装置は正規品ではありません。あくまで試作品の一例として紹介しています。おもにコスパ重視で海外の格安部品を採用していますので、各部品の精度や耐久性は未知数です。その点をご承知の上ご覧ください。

とはいえ、製品化を目指して作ったものなので、ある程度の品質は保てていると思っています。実際に2024年4月からの1年間、ほぼ問題なく運用できましたのでそれなりに信頼性はあると思っています。

ESP32/ESP8266

サーバーと信号をやりとりするマイクロコントローラー(超小型コンピューター)。シンプルなのに多機能、コスパもいいです。私はFreenove製を使っています。比較的安定していてUSBがType-Cなので使いやすいですね。

初めて自作する場合は、ESPを2個買っておくと便利です。一つは開発用、一つは試験用に使えます。

運用時もイマイチ動作がうまくいかないときに、替えのESPがあると故障やミスインストールが見分けられて便利です。

散水装置には複雑な計算が必要ないのでESP32の廉価版のESP8266を使用します。

Freenove ESP8266

ブレイクアウトボード

ESP32をハンダ付けなしに簡単に接続できるボード。故障やアップデートしたい時にESP32を手軽に外してこれるので非常に便利です。

Freenoveブレイクアウトボード

リレーモジュール

ESPからの電気信号を大きな電流に変換して機器のON/OFFを制御する部品です。
種類は電圧別に、3.3V、5V、12Vとあります。今回はESPが5Vなので5Vを使います。一つのESPでいくつもの電磁弁を制御したい方は、その分のリレーの数を増やしてください。

5Vリレーモジュール(2個入)

ショットキーバリアダイオード 3A


高速で電流を一方向に流す半導体素子。通常のダイオードに比べて電圧降下(順方向電圧)が小さく、高速スイッチングを可能にします。電気回路の逆流防止にも使います。

ショットキーバリアダイオード 3A

端子台

電源や電磁弁への電気のやり取りを中継します。端子数が8極ではギリギリなので、将来的に増設するなら10極か12極をお勧めします。価格もさほど変わりません。

端子台10極
端子台12極

DC電源コネクタ

ブレイクアウトボードに差すための電源プラグ。DC電源コネクタの代わりに、USB端子にしてESPに直接電源を送ってもOKです。DC電源コネクタのサイズは 外径5.5mm 内径2.1mmです。

DC電源コネクタ 外径5.5mm 内径2.1mm