このページでは具体的なアプリの使い方をご紹介します。
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プラン選択は「フリー」を選択してください。
デバイスを追加
まずはデバイスを追加しましょう。
デバイス(ESP32)にアプリから信号が届きます。
そのデバイスに名前をつけてアプリに登録しましょう。
デバイス名を入力して「デバイスを追加」をタップ

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このようにデバイス名とIDが表示されたらデバイス登録は完了です。
ユニットを追加
続いてESP32で操作する「ユニット」を追加していきましょう。
ユニットとはESP32を経由して実際に動作する機器のことです。例えば、水を出し止めする電磁弁がこのユニットにあたります。
では追加してみましょう。

先ほど追加したデバイスをタップ。
ユニット名を入力し「ユニットを追加」
まだ何もユニットがない状態なのでユニットを追加しましょう。

ユニット名は操作したい対象の名前を入力します。「畑水やり」や「屋根散水」などどこの機器なのかわかりやすい名前がいいでしょう。
フリープランでは最大2個まで登録できます。
ユニット設定
続いてユニットの操作です。
手動操作

トグルスイッチで直接手動操作できます。
タイマー設定中でもタイマーを残したまま強制的にON/OFFを切り替えられます。
ピン番号設定

ユニット名をタップ

ユニット名とピン番号は自由に変更できます。
ピン番号の初期設定は「0」なので下記を参考にしてピン番号を変更してください。
おすすめピン番号
ピン番号(GPIOピン)は自由に変更できますが、ESP32的にピンごとに用途がある程度決められています。
電磁弁制御(リレー制御)のようにON/OFF操作で使用するなら、汎用的に使える以下のピンがおすすめです。
4
5
13
14
18 〜 23
25 〜 27
32
33
将来的に電磁弁の増設やESP32の設定変更を考慮するなら、
25, 26, 27, 32, 33
あたりがいいと思います。
「2」はWi-Fi接続の有無で使用しているので、使用する際はESP側のプログラムを変更してください。
使用しない方がいいピン番号
ちなみに使用しない方がいいピン番号は以下の通りです。
0 … ブートモードに関与、起動失敗の原因になる
1 … ログ出力などに使われる
3 … シリアル通信で使用
6〜11 … ESP32内部のFlashメモリと接続されている
34〜39 … 入力専用ピン(出力制御不可)
ピン番号入力

ピン番号を入力したら「決定」押して保存します。
このピン番号とESP32で使う実際のピン番号が合致していないとユニットが動作しません。
ここまででデバイスおよびユニットの設定は完了です。
ここからはタイマー設定の解説です。
タイマーの追加
引き続き、リモータブルのタイマー設定について解説していきます。
リモータブルは手動操作とタイマー操作によってユニットを操作します。
ここではそのタイマー設定について解説します。

「タイマー追加」ボタンをタップ

タイマーの必要事項を設定します。
一つのユニットに複数のタイマーが設定できます。
・タイマー名 … タイマーごとにわかりやすい名前にしましょう。あとで迷いません。
・ON/OFFタイマースイッチ … ON/OFFタイマーそれぞれのタイマースイッチ。ONタイマーだけ(またはOFFタイマーだけ)にしたい時に片方を切っておくことができます。
・タイマー時刻設定 … タイマー日時を設定します。
・有効/無効スイッチ … タイマー自体を有効/無効にできます。使わない時は無効にしておけます。
・繰り返し設定 … 毎日、毎週、毎月、毎年の繰り返し設定が可能。

必要事項を設定したら、右上の「保存」をタップ。
最後にタイマー設定を保存してタイマー設定は終了です。
用語解説
デバイス
ESP32を組み込んだ通信装置。サーバーを介してアプリからの信号を受け取りユニットへ電流を送る。

ユニット

ESP32によって動作する機器。ここではバルブやポンプなどの電気で作動する機器を指している。
電磁弁(ソレノイドバルブ)
電流を流すことによって開閉するバルブ。ソレノイドバルブともいう。
規格サイズや定格電圧に多数種類がある。

ピン
正式にはGPIOピンESP32がプログラムにより電気信号を入出力するもの。ピン番号はその個別番号