ここではリモータブルの特徴と応用例をご紹介します。

リモータブルとは、ESP32というマイクロコンピューターを遠隔操作できるように作られたアプリです。
ESP32とは、Wi-Fi信号を受信してインターネットにつながれていない電気機器(切替スイッチや電磁弁など)を操作するための小型コンピュータのことです。

リモータブルでESP32を操作するとどうなるの?

リモータブルでESP32を操作すると、遠く離れた電気機器をスマホアプリでON/OFF操作できるようになります。自宅でも外出先でも、アプリで遠く離れた場所の装置を操作できるようになります。
つまり、わざわざ現地に行かなくても手元で操作できるようになります。

アプリでON/OFF操作できるとどんなメリットがあるの?

アプリでON/OFFできる最大のメリットは時間と手間、人件費を削減できるようになります。
・現地まで行く必要がなくなります
・複数の機器を一括で操作できます。
たとえば、畑の水やりを家からONにしたり店の看板を帰宅中にOFFにしたりできて、作業の効率が格段に上がります。急な予定変更にも柔軟に対応できます。

単純なタイマースイッチなら、既存の電気式タイマーでもできるんじゃない?

確かに。パナソニックなどから出ている電気式タイマーでも「毎日同じ時間にON/OFF」というカンタンな設定なら可能です。
ただし、これらの簡易タイマーは「2日に一回操作したい」とか、「急に雨が降ってきた時に水やりを止めたい」とか、「曜日ごとに時間を変えたい」など、24時間を超える設定やその場の判断に対応したいときには向きません。多くの簡易タイマーは24時間以内の設定が限界です。

なるほど。確かに柔軟に対応できるのは魅力的だけど、どれくらいまで柔軟なタイマーを設定できるの?

リモータブルのタイマーはカレンダー式なので、カレンダー通りの設定が可能です。つまり、過去以外ならいつでも設定可能です。
また、繰り返し機能も充実しているので短時間間隔の切り替えも可能です。
繰り返し時間は以下の通りです。
5分・15分・30分・1時間・3時間・6時間・12時間
毎日・毎週・毎月・毎年
のような繰り返し設定が可能です。

それはいいね。電気式の簡易タイマーの多くは24時間タイマーだけど、リモータブルならほとんど時間的制限がないから自由に設定できるね。
でも、タイマーの中には「よくばりタイマー」のようなアナログ式にしては複雑なタイマー機能を備えたものもあるよね?
そういう多機能タイマーならリモータブルじゃなくてもいいんじゃない?

なかなか厳しいところを突いてきますね、と言いたいところですが、その点もリモータブルはカバーしています。

お話に出た「よくばりタイマー」を例に比べると大きな違いがあります。
このような高機能タイマーは本体価格が10万円以上します。加えて電気工事士による工事が必要です。しかも遠隔操作はできません。
リモータブルならESP32本体が3〜4万円で、電気工事不要、遠隔操作可能です。
確かに「よくばりタイマー」は、曜日タイマーも多重タイマー(複数のタイマーを交互に作動させるタイマー)も設定可能ですが、高額で複数運用や長期タイマーには向きません。
比較項目 | リモータブル+ESP32 | 10万円以上の高額タイマー |
---|---|---|
多重タイマー | ◎ | ◎ |
タイマー設定範囲 | 1分単位〜 | 「分モード」 1分刻みで 1分~99分後まで |
タイマー方式 | カレンダー式 | カウントダウンタイマー式 |
一台で複数機器対応 | 一台で8機くらいまで可 | 基本的に一台に一機 |
タイマー装置本体の価格 | 3〜4万 | 10〜17万円 |
電気工事の有無 | 必要なし | 電気工事士による工事が必要 |
遠隔操作 | 可能 | 不可 |
手動操作 | 1タップ | やや複雑 |

リモータブルって複数台操作可能かの?

もちろんです。それが大きな特徴の一つでもあります。
プランによりますが、ESP32一台に4台まで機器を操作できます。
将来的にはさらに増やしていく予定です。

具体的に、複数台コントロールする場合ってどんな感じ?

たとえば、種類の異なるビニールハウスを管理している方の場合、こんな感じです。
・ビニールハウスAの散水バルブ
・ビニールハウスBの換気ファン
・ビニールハウスCの照明
・事務所室外機の冷却散水
これらをESP32一台でコントロールできます。

リモータブルが多機能ってことはよくわかったけど、デメリットもあるでしょ?

もちろんです。
デメリットはおもに2つあります。
リモータブルの最大の弱点はESP32の周辺にWi-Fi設備が必要、ということです。これがないとアプリも機能できません。

もう一つの弱点は、ESP32は基本的に自作品であるということ。
もちろん、当社が制作した装置(デバイス)を購入していただくことはできますが、個人制作の延長として販売していますので保証はほとんどないということです。

Wi-Fi設備が必要なのはわかるけど、基本的に自作というのは少しハードルが高いんじゃない?

そうですね。
そのため、どなたでも極力簡単に制作できるように制作に必要な部品・配線図・プログラム等はこのサイトで詳しくご紹介しています。
また、「自作なんてムリー!」という方のために、少量ではありますが組立て済みのものを販売しております。

なるほど。自作できるように解説してくれているんですね。
もし自作が無理でも、購入できるのは助かるね。

ありがとうございます。
ご購入に際しては、受注制作のため少しお時間を頂いております。
また個人制作のため、保証期間が短くなっています。あらかじめご了承ください。

わかりました。
ここまでリモータブルとESP32について説明してもらった内容を簡単にまとめてもらえますか?

もちろんです。いかにリモータブルについてまとめます。
●リモータブルとは…
小型コンピューターのESP32と組み合わせて、遠く離れた場所の機器をON/OFF操作できるアプリ。
●おもなメリット
・外出先からでも操作・設定が可能
・曜日・時間ごとに細かくタイマー設定できる
・複数台をアプリ1つでまとめて管理
・今の状態や次の動作がスマホで見れる
・自動と手動を併用できる柔軟さ
・導入コストが安い
●おもなデメリット
・Wi-Fi環境が必要
・ESP32の組み立てや設定に少し知識が必要

リモータブルはこんな方におすすめです!
・仕事場などわざわざ現地に行かなくても手元で操作したい方
・短時間や日ごと・週ごとに細かく制御したい方
・一定時間はもちろん、状況によって急な操作にも対応させたい方
・複数の装置をまとめて管理したい方
・人手不足に悩んでいる方
・タイマー設備にお金をかけたくない方

よくわかりました。ありがとうございました。

こちらこそここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
ぜひご検討ください。
リモータブルってどんなアプリなの?